嘘つきな彼女Ⅱ


「……い、痛い?」



質問の意図が分からないのか、一瞬きょとんとする。



そして、目を見開いた。



「華さん、初めてなんですか!?」


「ちょっ、声……」



叫んだレイラちゃんの口を慌てて塞ぐ。