友依は最後まで話を聞いてくれた。 途中、2人して泣いてしまい、そのまま店内にいるには気まずくなって友依の家にいる。 「あの……ごめんね。すごい重かったでしょ」 「そんなことないよぉ。田部君と、そんなことがあったんだね……」 友依がどう思ったかは分からない。 だけど、私の気持ちは少し軽くなった。 聞いてくれたおかげかな。