嘘つきな彼女Ⅱ


ついに逃げ場がなくなって、マットにつまづいた私は、床に重なっていたマットに倒れ込んだ。



そこに覆い被さるように敦が馬乗りになる。



「あ、敦……んっ!?」



キス……された。



強引に舌が入ってきて、息が出来ない。



やだ……気持ち、悪い。