嘘つきな彼女Ⅱ


私がじっと見つめると、敦は意を決したように私をベッドに座らせる。



肩をゆっくり押して、見下ろされて……。



リボンを外されて、ブラウスのボタンに手を掛ける。



「敦。別れよう」



しっかりと目を見て言うと、流石に動きも止まった。