選択者





当然とでもいうように、突然セカイに入ってきた女の人は、ヒッと小さく悲鳴を挙げた。




しばらく目を見開き停止したあと、慌ててベッドの傍にある小さなボタンを強く押した。




なんだかとても、鬱陶しかった。