「きも…」

誰?私の秘密を見たのは!

ふりむくと軽蔑の目をした妹美菜がいた

「おねぇキモイ」

「ひどい…美菜」

お姉さんに向かっての朝の第一声がキモイはないよ!

「布団が可哀想」

「そりゃないよ!布団はあの桜庭くんに間違えられたんだよ?」
「だから?」

「だからあのちょーぜつイケメンの桜庭くんに間違えられたんだよ!?布団は幸せだよ!」

「…………おねぇってほんと馬鹿」

「ばかっていうほうがばかだもんね」

「小学生みたい」

ずさ

「なによ美菜のばか〜」

「馬鹿っていうほうが馬鹿なんじゃないの?」

「うっ…」

そういって美菜は下に降りていった

なにさ馬鹿なんて漢字つかっていうしさ!

はっ今美菜は反抗期なんだ…

だったらしょうがないお姉さんは多めにみてあげるよ!