鬼畜御曹司と貧乏お姫様

私はコンセントを刺し
愁夜さんの髪を乾かし始めた。


ゴォォォォ…と
音だけが響く。


愁夜さんの髪の毛サラサラ…

しかもいい匂いするし…



ほとんど乾き終わった
時私はドライヤーの手を
止めてしまった。


私ほんとにここに居ていいんだろうか…



私は考え事に気を
取られていた。


「あっつ…!」