「ごめ…さない…嘘ついたの…経験あるなんて嘘なの…」
愁夜さんは私の中から
自身を抜いた。
すると私を起こして
自分と向き合う形で
私を膝の上に乗せた。
「ほんとなんだな?」
私はコクんと頷いた。
「よかった…」
「よかったって何で…?」
愁夜さんは私を見た。
「千陽が経験なくてよかったって言ってんだよ。経験あるって聞いた時その相手の男殺したくなった…」
おいおい…殺したくなったって…
でも何でだろう…
安心そうに笑った愁夜さんを愛しいて思ってしまった。
私犯されそうになったのに…
愁夜さんは私の中から
自身を抜いた。
すると私を起こして
自分と向き合う形で
私を膝の上に乗せた。
「ほんとなんだな?」
私はコクんと頷いた。
「よかった…」
「よかったって何で…?」
愁夜さんは私を見た。
「千陽が経験なくてよかったって言ってんだよ。経験あるって聞いた時その相手の男殺したくなった…」
おいおい…殺したくなったって…
でも何でだろう…
安心そうに笑った愁夜さんを愛しいて思ってしまった。
私犯されそうになったのに…

![[完]ヤクザが愛する女[番外編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre1.png)