鬼畜御曹司と貧乏お姫様

「…………ん」



目を開けると視界がボンヤリとしている。


私はムクッと体を起こした。



辺りを見回すと
見覚えのない部屋。


「ここは………」

私が疑問に思っていると




ガチャ…


「起きたか…」


「あ…愁夜様…」



そこには愁夜さんが
飲み物を持って入ってきた。