鬼畜御曹司と貧乏お姫様

「こんな部屋私には勿体ないよ…」



私が言うと男は一瞬驚いたがフッと口元を緩めて


「気にするな。お前の好きなように使っていいんだ。」

そう言ってくれた。


「わかった。ありがとう。」



私は照れ臭そうに笑って男に言ったら


「………っ!」

男はフイッと顔を背けた。