鬼畜御曹司と貧乏お姫様

ズルズルと引っ張られた先には真っ黒の高級車があった。



「乗れ。」


そう言われたからしぶしぶ助手席に乗った。



男は私が乗ったのを確認すると車を走らせた。




どこに行くんだろう…


私は見慣れない風景を
見ながら目的地に着く
のを待っていた。