「先生ー」

今日も先生は私に夜中
電話をくれた。

家に親がいないからきっと
心配してくれてるのだろう

そういうとこがまた好き


「美織の親いい人で安心した…」

「よくないよ、あんな親」


だって私達のこと
あんなに反対したんだよ

先生。


「でも美織を大事にちゃんと考えてくれてる」


「そんな事ないだって…」


私は先生に話した
反対されたことを。


「いい親だよ。娘が大事だから先生となんて心配するのが当たり前だ。」


先生‥

「またお前の親と話したいな‥」


先生?やっぱり先生は
私の大事な人だよ