「永守、あいつの電話番号。」 「変わってない。変わってないよ。」 「わ、わかった。」 「先生、バスの時間だよ‥」 「永守、バスに行っててくれ。俺は見つけてから行くから、 だから出発するよう他クラスの先生に伝えてくれ」 「はい!」 姫島。 姫島。どこなんだ。 電話に出てくれ… 「はい?どちらさまですか?」 「星野だ。お前今どこだ?」 「赤い家2つあって、の赤い家を進んで、森の近くです。」 「わかった。待ってろ」