そしてあっけなく私は坂口さんに負けてしまった。 というかまだ勝負もしていない。 …なんのためにここに来たんだ、私。 結局、坂口さんは熱心に勉強を教わっていた。 それは、もう、英語100点とります!みたいな感じ。 「おかえり、寧々~。撃沈だね~」 「いや、負けてない!まだ勝負してない!」 「まぁいいじゃん?先生は寧々一筋だし」 とりあえず家に帰ったら先生と口ききませんからね!!