「おっ!坂口さん、乙女っぽいぞ!」 坂口さんって清楚だけど意外と積極的。 今だって先生の隣をキープしてるし。 なにより、肩と肩が密着してる…。 なんか…そういうの見てると嫌だ。 か、仮にも私の先生なんだし…。 「やきもち妬いてんの?寧々さん」 「や、妬いてません!」 「うっそだ~!おはし、握りすぎだし」 え、うそ…!? よく見ると私はおはしを強く握りしめていた。