愛しの先生は旦那様





「坂口。完全に寝るな」



…坂口?
坂口ってたしか…清楚系の女の子。


肩ぐらいまでの髪で、

勉強がよくできる天才さんだったような。



「すいません」

「わかったならいい」

「これからは気をつけます」



坂口さんが寝るなんてめずらしい。

今まで寝てたところ、見たことないもん。