あたしの気持ちも知らず、ぐいぐいと腕を引っ張っていく。 ……もう、無理。 「てめぇら、いい加減にしろや!」 何かが壊れた。 「あん?」 「クソアマが!!」 いつもはセーブ出来るのに… 『輝はお前が殺した。』 「手を離せって言ってんだよ!!聞こえねぇのか!?」 「「ひぃ!!」」 男たちはあたしの出した殺気に怯える。 もう…輝は帰ってこない。