わけあり女と暴走族




「ふぅーん。よくそんなことが言えるよな?その愛する輝を殺したのはお前なのに。」




「・・・っ・・・。」




「まぁ、いい。この話しはまたいずれ。今回は見逃してやる。」




聡の足音が虚しく響く。




「あ。もう一つ。青龍には近づかないほうがいい。」




「・・・・・・え?」




「どうして?」そう聞こうと振り返ったときには聡の姿はもうなかった。