「コソコソそこで何をやってる。」 ビクッ このドス黒い声は… 「は…悠希…。」 「竜太がコソコソどっか行くの見かけたからな。ソイツは?」 「えと……知り合い?」 「なんで疑問系なんだよ。」 まずい…。 「あの…と、とにかく和馬の手当てだけさせてほしいなと…思って…。」 絶対に無理だよね… 「俺はいいけど、」 え!? 「ソイツさっきから俺を睨んでんだけど。」 「はっ!?」