「おい、ひより?」

「あぁ!ありがとう」

「大丈夫か?」

「うん」

「いや心配。家送るから」

え。


「んん!いいよ!」

「いや強制だし」


うちは手を捕まれ強制で家に帰された。




―――――
―――


家に親居なくて良かった。


ってかいつのまにかうちの部屋の中に居た。



「ひよりの部屋、きちんとしてんじゃん」

「そりゃどうも」

「何だよそれ」


しんが笑った。


可愛い可愛い。