近くに居るのに。




ーーーひなたside


「あー可愛い……」


俺に幸せが訪れた。



ひよりと気持ちが同じで嬉しかった。



ほとんど俺の勘違いだったけどな。



俺は自転車に跨がりながらひより達を見ていた。



ひなたさんに引いたことは内緒だ。



もう空はオレンジ色に染まっていて校舎から出てくるのは残っていた生徒だった。