みんなでガヤガヤと商店街へ向かう。



田舎と言ってもやはり商店街は賑やかだ。




「んっとー、まずはー」



由依はそう言って商店街の入り口で辺りを見渡す。



俺は商店街の入り口で上にある看板を見ていた。



…『おはようみなさん』って商店街の名前か?




「あれかな?」



由依が指指すのは駄菓子屋だ。



「駄菓子屋?」


「うん!ここの駄菓子屋の店長、スッゴク優しくて毎回サービスしてくれるの」



ま、毎回……。

大丈夫なのかな?
儲かってんのかな?



「へー…」


「次はここ!」