次の日。



朝登校するときも、授業中も、いつも通りだった。




唯一いつもと違うと言えば、私が授業中寝て無かったってことぐらい。






放課後。


由依が「今日こそは町を案内するっ!」と言って私たち5人を連れ出した。





「よしっ!!やっと案内が出来る!」



「あはは…ごめんね。一昨日と昨日は」





気合いを入れる由依と、苦笑いをする陽。




2人の後ろでも苦笑いしている私たちがいた。






「あ、案内するんならもう1人いい?」