私と彼の歩く道



「私はね、雑貨屋のオーナー」


これを言うのって、けっこう恥ずかしい。


「オーナー!?」


ほら、やっぱり郁斗も驚いてる。


「うん。私ね、大学4年間ずっとバイトしてて、お店を譲って貰ったの」


「スゲー」


呆気に取られている郁斗に、一番聞いてみたい質問をした。


「ねえ、郁斗は、今好きな人いる?」