私と彼の歩く道



会いたかった。


そう言おうとして、やめた。


よく考えたら、郁斗には彼女とかいるかも…。


「指輪、見つけてくれてありがとな」


「あっ、ううん!」


慌てて、指を隠しちゃった。


未練がましく、この指にはめてるなんて、さすがに引かれそう。


「郁斗の方こそ、おめでとう!夢を叶えたんだね」