「IKUTO」 やっぱり、郁斗の事だ! 「ねえ、その人って、今どこにいるの?」 「さあ?オレは、直接の知り合いじゃないから…」 何だ…。 そうだったんだ。 「ねえ、お姉さん。このデザイナー、伸びると思うよ?買わない?」 愛嬌たっぷりに笑うお兄ちゃんに、私はソッコーで返事をした。 「買う!」