「郁斗~!」 脇道を進んだ所は、繁華街の外れになっていて、人影がない。 雑居ビルばかりだからか、しーんと静まり返っている。 「香織!何で来たんだよ」 案の定、私が追いついた時には、郁斗は囲まれていた。 「おお~。ちょうど、いいじゃん」 「一緒に片付けようぜ」 四人の男たちは、一斉に私を見る。 全員、10代だろうな。 間違いなく、ヤンキーくんだ。 「私も相手に、なってやるわよ!」