2番目の恋人



「じゃあ莉緒、明日も頑張ろうね―っ」


そう言って詩織は教室を出ていった。



明日のテストは科学と英語と……政治経済。



まぁ、科学と英語はどうにかなりそうだけど……



問題の政治経済が……



その日のあたしは夜中まで政治経済と戦い、魘[うな]されていた……



―――――――――……



「はい、英語終了。ペン置いて―」



やっと4教科目終了―……



ここまでは順調……



さてさて、最大の敵が……



「デフレーション……インフ……「さっきから怖いよ。莉緒」



「え?あぁ、詩織……」



「あんた大丈夫?顔色ヤバいよ?」



心配そうにあたしを覗き込んでくる。



「昨日あんま寝てなくて……」



決闘の結果が今。



完全な睡眠不足だ……



「莉緒?あんたちょっとヤバくない?保健室行けば?」


「大丈夫。次で終わりだから……」



不安そうな詩織に笑いかけ、席に戻した。