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「おはよ―…」
「あっ、莉緒!今日は遅刻しなかったんだね!!」
朝教室に行くと、詩織が嬉しそうに走り寄ってきた。
「まぁね。何となく今日は早く目が覚めたから。」
「じゃあ、今日こそちゃんと授業を…「一時間目サボるから」
「はあ!!?」
詩織に呼び止められる前に、教室から逃げた。
詩織が何か叫んでたような気がするけど……
向かう先は昨日と同じ。
図書室……
今日もまた来てるのだろうか……?
ガラッとドアを開けて、中を見渡す。
「いない…か……」
そうだよね。
居るわけないよね……
――グイッ
「うわっ!!」
突然首元に腕が回ってきて、後ろに引かれた。
「おいっ。」
この声はっ……!!
「さ、皐っ!!」
何とかもがいて、皐の腕をほどいた。


