「莉緒はさ、合コン好きなの?」
「……は?」
莉緒と呼び捨てにされたうえに、意味のわからないことを。
「別に、好きってわけじゃ……」
ただ、家に居たくない。
それだけ……
「ふぅ―ん。じゃあさ、ここ抜け出さない?」
「は?なんで?」
「俺、合コンとか嫌いなの。」
「だからって、それはあたしに……きゃっ!!」
グイッと手を掴まれ、立たされた。
「どうした?廉二?」
立ち上がったあたしとこいつに、注目が集まる。
「俺、こいつと抜けるから」
「え……?ちょ、ちょっと!!」
そのまま腕を引かれ、部屋を出た。
そして、カラオケの店まで出てしまった。


