「あの、俺八神皐っていいますっ!さっきは本当にすみません。」
あたしの手を握ったまま、頭を下げる皐。
「ですが莉緒さんとは真剣に…「真剣に付き合ってるヤツがこんな場所であんなことをするか!?」
ゔっ……
「とにかく今日は帰るぞっ!!」
「ちょっと!!お父さん!!」
グイグイ引っ張られ、そのままその場から歩き出した。
「ご、ごめん、皐!また明日ねっ!!」
「……」
皐から離れていく中、そう叫んだ。
皐はそんなあたしたちを、ただ見ているだけだった……
「お父さん!お父さんってばっ!!」
家についたと同時に、掴まれていた手を振りほどいた。
強く掴まれていたのか、腕が少し痛んだ。
「皐はいい人だよ!?」
「いい人があんなところで嫌がってる莉緒にあんなことをするか!?」
そ、それは……
「嫌がってたけど、そこまで嫌じゃなかったというか……///」
「は?」
「そ、そりゃ、あんなところでっていうのも……///」
「さっきから何をごちゃごちゃ言ってるんだ?」
っ////
つい正直に答えてしまった///


