2番目の恋人



もう時季も時季だし……



「今、何時?」


「えっ?7時だけど……?」


「あぁ、じゃあ1時間半くらいかな……?」


「1時間半っ!?」



こんな寒空の中に1時間半も居たの!?



「とにかく家に上がって!」


「あ、あぁ―…」



冷たくなった手を握ったまま、我が家へ招き入れた



お父さんは遅くなるって言ってたし……



「そこにでも座ってて。今、紅茶入れてくるから」


「あぁ、サンキュ」



すぐに紅茶を入れて、ソファーに座っている皐の元へ持っていった



「温まるなぁ―…」


ふぅ―…と息を吐いた皐



「よかった。……ねぇ、皐。」


「ん?」



「どうしてあんな寒い中待ってたの?連絡も無しに……」



さっき携帯を確認したけど、やっぱり皐から連絡は来てなかった。



「用事っていう用事じゃなかったから……」


「でも、連絡してくれれば…「それじゃ、ダメなんだ。」


「……え」


「今日、昨日のヤツに会いに行ったんだろ?」



っ………