何がどうなってるの!?
何で廉二が!?
ってか、今『兄貴』って……
「廉二、莉緒と知り合いなのか……?」
「まぁな……」
どちらの瞳も見れなかった。
早くここから居なくなりたいのに……
動きたいのに、足が立ちすくんで動けない……
イヤだ……
イヤだ………
「すみません、俺たち急ぐんで」
そう言って、繋いでいた手をさらに強く握りしめながら、あたしを引っ張って歩き出した皐。
そして会計を済まして、デパートを出た。
と言っても、あたしはそこら辺の記憶が曖昧になるくらい動揺してたみたいで、気づいたら我が家の前だった。


