「おかえり―」 「ん……ただいま。」 皐が居なくなった後、すぐにあたしも教室に帰った。 もう授業は終わっていて、あたしに気づいた詩織が走り寄ってくる。 「よかった―っ。また3時間目もサボるかと思って、ヒヤヒヤしてたよ。」 「ん―…なんとなくね。」 そう。なんとなくだ。 決してあいつが……、皐が言ったからとかじゃない。 「あっ、そういえば担任が放課後職員室に来いって」 「え?マジ」 「マジ。」 はぁ―…、職員室とかイヤだな―…