――ガチャッ
……え
………え
えぇぇぇ!?
「は、入るの!?」
ってか、こんな簡単に入るってことは……
「いいから靴脱いで。」
やっぱり!皐の家ぇぇぇ――!!?
「早く」
急かされながら、ローファーを脱いだ。
「行くよ。」
あっ、手……
また繋がれた手に胸がトキメイた……
って!違うっ!!
行くって、まさか!?
「父さん、母さん」
り、リビング!?
ってか、お父さん、お母さんって!!
ご両親居るの!?
「皐っ、突然出ていくからビックリ……え?そ、そちらは?」
ソファーに座ったまま、あたしを見ている皐のお父さんと、綺麗なお母さんが走り寄ってきた。
「父さん、母さん、俺、この人が……汐田莉緒のことが好きなんです。」
「……え?」
さ、皐……?


