「本気の恋ほど、その分恨みを買うからな―」
「何が言いたいの……?」
「気をつけろ。って言ってんの」
『気をつけろ』なんて、今日初めて会った人に、言われたくない。
それにあたしは男の人に簡単にヤられるほど、柔じゃない。
――♪〜♪♪
その時、鳴り響いた着メロ。
あたしのじゃないってことは……
「もしもし。」
皐のだ。
顔に似合わず可愛い着メロだな―…
「あぁ―…あぁ―…うん。そう、友達と」
友達ってあたしのこと?
ってか優しい顔して話すんだな―…
口調も少し柔らかい感じがする。
ボーッとついみいってしまう。
「うん、じゃあ後でね」
そう言って会話は終了した。


