「ねぇ、あたしは莉緒の親友だよ。莉緒が苦しんでる時は力になってあげたいし、話しを聞いてあげたい。」
「詩織……」
「ねっ?だから話して?莉緒が苦しんでる訳を……」
詩織が微笑みながら、あたしの顔を覗き込んだ。
そんな詩織に安心したのか、あたしはすべてを話した。
皐の2番目の彼女になったこと……
親とうまくいってなかったこと……
そして……皐に振られたこと。
一つひとつ話していく内に、皐との事が思い出のように走馬灯して、また涙を誘った。
「ご、ごめん……。また泣いちゃって……」
話し終わった時にはもう完全に泣いていた。
「もう涙も枯れちゃったかと思ったのにね。……え」
ははっと明るく振る舞いながら詩織を見ると、詩織も同じく涙を流していた……
「し、詩織……?」
何で詩織が泣くの……?
「ご、ごめん。莉緒。」
「何で詩織が謝るのよ?詩織は全然悪くないじゃん」


