――コンコン 「おっ、来たな」 来た……? 一体何が……? 「莉緒は座ってて。」 そう言って、皐だけが玄関に向かった。 ……なに? 「はい。莉緒」 戻ってきた皐の手にあったのは、リボンがついた白い箱のようなモノ。 「なに、それ?」 あたしの目の前のテーブルに置いて、皐がニッコリ笑う。 「いいから開けなよ。」 皐に促されるまま、リボンをほどき白い箱を開けた。 「…………え」 な、にこれ……