大変だな―…
って、早く皐のところ行かないとっ!!
急いで、図書室に向かった。
――ガラッ
「よっ。」
「ごめん。遅くなった」
「いいから早く来いよ。」
そう言って自分の横を指差す。
っ……
「う、うん……」
――ギュッ
隣に座ったと同時に、体を抱きしめられた。
あぁ―…やっぱり幸せ。
皐の香り、好き……
あたしもそっと皐の背中に腕を回した。
「あっ、ねぇ、皐……」
「ん?」
「今日は早く帰らないといけないんだ。」
「あっ?そうなの?」
「うん……」
本当は行きたくないけど……
廉二があたしのことを何で知ってるのか、気になる……


