2番目の恋人



「いや、莉緒なら大丈夫だって、信じてたから。」


「っ………」


「俺が見込んだ相手に間違いは無いんだよ。」


もぉ、ダメだ……



そんなこと言われたらあたし……



気持ち抑えきれないよ……



――ギュウ



「……莉緒?」



座っている皐の胸に、強く抱きついた。


欲しい……



欲しい………



この人が、欲しい……



「どうした?莉緒……?」



ゆっくり視界を上げ、皐を見つめる。



他には何もいらないから……


他には何も望まないから……


だから……


この人を、あたしにください……



――チュッ




そっと皐の唇にキスをした。


「莉…「……―して」


「え?」





「あたしを2番目の彼女にして」




1番目じゃなくていいから……



皐の特別になりたいの……