「何がいないんだよ……」 「……え?」 声のする本棚の裏に向かう。 「テストお疲れ」 「っ……なんで……」 なんで居るの……? 出会った時と同じ場所に座っていた皐。 「テスト、どうだった?」 「出来た……」 きっと進級も大丈夫だと思う…… 「ふっ、だろな。」 「な、なによ。その自信。」 鼻で笑った皐に、少しイラッときた。 「どうせ自分のおかげだと思ってるんでしょ。」 事実そうなんだけど……