その日はいろいろありすぎて、家に帰ったと同時にベッドに入った。
―――――――――……
「はい、そこまで。ペンを置いて」
お、終わった……
「じゃあ、これでテストが終わった人は次の授業に……って!汐田さんっ!?まだ話しは終わってないのよっ!!」
先生の話なんて聞かずに、教室を飛び出した。
どうしても、どうしても、会いたい。
今すぐ会いたいの。
今じゃなきゃ、ダメなの……
ただ、それだけのために走った。
途中でチャイムの音が聞こえたけど、そんなの気にしてられなかった。
――ガラッ
湿っぽい図書室の匂い。
キョロキョロと辺りを探す。
でも……
「……いない、よね」
いるわけないかっ……


