『避けたい運命』

HRが終わり解散になり
みんなはそれぞれ声を掛け合い
友達作りをしていた

「面倒くさ」

どこか冷めてる私はすぐに
帰ろうとしていた

「二宮沙羅ちゃんだよね?」

その時私は同じクラスであろう
どちらかというと美人な子に
話しかけられた

「そうだけど」

沙羅よ!クールビューティーだ!
保つんだ!
ここで騒ぎたいとこだが
騒いだら見た目とのギャップで
引かれる事も少なくはない

「同じクラスになれて嬉しい!私は立花那琉。沙羅ちゃんのことは中学の時から知ってた。有名だよ!やっぱ美人だね…っていきなりごめんね」

立花那琉…美人だな。
笑顔素敵だし。可愛い

「ありがとう。私まだまだだよ
那琉ちゃんこそ美人だね」

「那琉でいいよ!それに沙羅ちゃんと恋美ちゃん一目おかれてるよ!先輩も見にきてるし」

「沙羅」

「え?」

「沙羅でいいよ」

やばい!私クールビューティー
MAXどや顔!…近くにいる恋美に
ちょっと笑われてるし

「そんな…沙羅なんてなんか申し訳ないよ」

「クラスメイトだし、友達でしょ?呼び捨て位全然大丈夫だし。私も那琉って呼ぶから」

「ありがとう!よろしくね!」