チューしてよ!!




[りっ・・陸!!]



おそらく上ずってたであろう
あたしの声は

幸いにも陸の耳に届いてくれた。



「ん?」という顔をした陸は
周りの女の人達のなかから

こっちへ歩いてくる。



[どした?]



ぬれた髪をかきあげながら
そう言う陸。