少しだけ過去を ほんのひとかじり、 あたしが夕先輩を 見つけたのは1ヶ月 ぐらい前のこの時間 ―――清掃の時間だった あたしはその日 化学の課題を提出しに 化学室に清掃時間に来たら ほんの一瞬走っていた あたしの視界に入り込んだ 淡い綺麗な金髪 これに思わず足を止めて 2度見してしまった 窓の外を眺めている 後姿、着崩された 制服がとことん似合っていて 腕まくりされたYシャツから 伸びている腕とか 首とかが透き通るような 白で何か綺麗としか 言いようがなかった