それでもミラーゼは恋をする



ガコン!ガコン!

自動販売機からリンゴジュースを取り出して、ストローをさしてチュウチュウと飲む。

「ふ~」

甘い幸福感を堪能しながらとぼとぼと歩く。ちょっとした幸せ、

「遠いなぁ~」

教室の女子達が私に頼んだモノはすべて体育館側の校舎、つまりはここからちょっと歩かないといけない場所にある。
私が今買ってた自動販売機には炭酸系の飲み物や缶コーヒーは売っていないからわざわざ向こうまで買いに行かなきゃいけない...

「相変わらず大きいよね、ここ。」

名華高校は至って普通の高校、とは言い難い、とてつもなく大きな、?大き過ぎる学校である。
(説明だよ☆キリッ)

生徒と先生合わせても肉眼じゃ数えきれない位多いらしい、
しかもここは普通科、芸術科、医学科、国際科、芸能科、...などなど様々な学科が存在するため、入学する生徒が毎年馬鹿にできないのである!

「おかげでジュース買うのに一苦労だよ、とほほ」