「おい、今また海十様~といいそうになっただろ」 「...別に」 私はゲームの電源を切って 机の前に座った 「あ、そうだお前さ 今日体育館きてただろ」 ぎくっ!! 「なぜそれを...」 「いや、見えたから」 あの人ごみの中から?? 私と悠里は結構後ろのほうで見てたから 見つけるのなんて大変なはずなのに 「そうなんだ...」 もしかして あの時目があったと思ったのは 本当??