慣れた手つきでケータイ開く

着信の無いメールボックス

ため息ついてケータイ閉じて

ふと流れた涙を拭う



返信の無いアドレスに

毎日送り続けるメール

どうしても消せないアイツのメアド

待ってるだけ無駄なのに



何度も何度も辿るアドレス

空で言えるようにもなった

未だに足掻き続ける自分が

なんだか可笑しく見える



あの日からあの日から

君を待っているんだ

君が姿を消したあの日から



いつまでいつまで

僕は待っているんだ?

二人が再び会えるまで…