野球部と吹奏楽部―夏の日の思い出―



「大好き」

そしたらたけはフッと笑った

「ひどいなぁ
その流しかた」


「流してねぇよ」


「ふーん」


そして、たけは何か言おうとして「あのさ」の所でやめてしまった


「え、なに?
気になるじゃん」