野球部と吹奏楽部―夏の日の思い出―


うーんと田浜は考えて俺の顔をパッと見ると


「じゃあ頑張る!
ありがとう」


と行って俺の手をさりげなく掴んだ



機嫌良さそうに鼻歌を歌いながら隣を歩く田浜に俺の心臓はおかしいくらい高鳴る。